天馬往空

  • 2018.03.30 Friday
  • 22:28

 

厳しい寒さが続いた2月でしたが、

3月になった途端に異常な暖かさと大雨が重なり

あれだけあった雪が一気になくなりました。

春の足音とともに多くの車やバイクが行き交うようなりました。

連日、電話でお問い合わせをいただいたり、ご来店いただいたり、

「営業再開を楽しみにしているお客さまがこんなにいらっしゃるんだ!」

と感謝感激の思いで再開準備を進めています。

 

昨年12月に自作しておいた看板を立てました。

脚が細く不安定なので、大きな石臼を基礎として強度を持たせ

苔をアクセントにするなど、得意の現場合わせで対応し

当初のイメージよりもオシャレなものができました。

看板の上には今まさに飛び立とうとしている天馬がいます。

これはふらりと立ち寄ったリサイクルショップで出会ったもので、

「看板の上に飾ればおもしろいかも」とひらめきました。

ネットで調べてみると、びっくりぽん!

な、な、なんと、松下幸之助にまつわるものでした。

 

昭和40年4月、松下氏は勲二等旭日重光章を拝受し、

この栄誉をたたえ全国の販売会社、代理店282社から高さ約3メートル、

重さ約2トンもあるブロンズ製の「天馬往空之像」が贈られたそうです。

 

なぜ天馬だったのでしょう?

昭和41年元旦を機上で迎えた松下氏は、自分の干支である午(うま)の年に

自分が空を飛んでいることに気づき、「天馬空を往く」の言葉を思い出し、

希望と勇気が湧いてきたということです。

そのエピソードをもとに、昭和41年11月に記念の像を設置したのです。

 

そのミニチュアを偶然手に入れることができた訳で、

松下氏が【蕎麦屋 侍】にエールを送ってくれたのだと信じています。

これはブロンズ製ではなく鉄製で、高価なものではないので

屋外用としてぴったりですが、錆対策が必要です。

緑色だった本体を茶色の防錆塗料で上塗りしたことで、落ち着いた感じになりました。

 

次に、駐車場のラインを引き直しました。

4年前に娘に手伝ってもらいながら引いたラインの上書きなので、

ガムテープでマスキングするのも一人で簡単にでき、

今回は助っ人なし、鼻歌まじりで完了することができました。

ペンキもガムテープも前回の残りがあったので、経費0円だす。

 

【蕎麦屋 侍】の時をゆったりと刻んでいる「大きなのっぽの古時計」の

メンテナンスをしていただいている『藤井時計店』さん。

【蕎麦屋 侍】として古民家を移築する際、店内のシンボルとして

存在感のある大きな振り子時計をイメージしていました。

運よく長野県下條村にある『まつい古民芸』でご縁をいただいたのですが、

さて、どこでメンテナンスをしてもらえばよいのか・・・と調べたところ、

ヒットしたのが岐阜県恵那市岩村町にある『藤井時計店』さんだったのです。

平谷村から車で50分、こんな近くに優れた技能をお持ちの方がお見えになるなんて!

今回もバッチリ調整していただいたおかげで、

驚くほど正確に美しい音色で時を知らせてくれています。

奥さまは若々しくて元気ハツラツ、岩村を訪れた人をもてなす

「せんしょ隊」の中心となり「おまさ」として活躍されています。

地域活性化には必ずキーマンが存在するということがよく分かります。

 

『藤井時計店』の奥さまに教えていただき、「佐藤一斎 名言カレンダー」

を購入するために『浅井屋』さんを訪問しました。

ここにも素敵な奥さまがいらっしゃいました。

「せんしょ隊」の「おくま」として、優しく穏やかな笑顔で

真心込めたもてなしをしてくださいました。

ご主人さまは「NPO法人いわむら一斎塾」理事長として

文化講座を開催するなど、地域に貢献しておられます。

蕎麦侍夫婦もこの2組のご夫婦のような存在になりたいのですが、

目の前のことに精いっぱいで、それどころではありません。

トホホ・・・

 

岩村出身の幕末の儒学者・佐藤一斎は、【蕎麦屋 侍】経営理念の

根幹を支えてくださっている師匠・恩人でもあります。

岩村の古い町並みを歩いていると、いたる所で佐藤一斎を感じることができます。

旧店舗のウインドウには佐藤一斎の陶人形(追平陶吉氏 作)が。

【蕎麦屋 侍】店内にある織田信長像、武田信玄像も追平氏の作品です。

本当に不思議なご縁を感じます。

「一燈を提げて暗夜を行く 暗夜を憂うることなかれ だた一燈を頼め」

蕎麦屋開業以来、不安や迷いが生じた時にこの言葉を唱えると、

自分が決めた道を信じて歩けばよいという強い気持ちが湧いてきます。

「春風を以て人に接し 秋霜を以て自ら粛む」

これは商売をする上で最も大切なことだと心に刻んでいます。

 

戦国時代、岩村城の「女城主」は織田信長の叔母にあたるお直(おつや)の方でした。

【蕎麦屋 侍】店内中央には前出の陶人形・織田信長公が鎮座しています。

これにあやかり、扱う日本酒の一つを「女城主」に決めていました。

 

4年ほど前、「女城主」の蔵元『岩村醸造』さんに突撃し、

図々しくも会長さまに相談させていただきました。

<蕎麦屋開業前の蕎麦侍と渡會会長さま>

すると、平谷村にも取引先があるので配達していただけると

快諾してくださいました。

『岩村醸造』さんは、毎年2月に蔵開きを開催しており、

厳冬の閑散期にもかかわらず、驚くほど多くの観光客を呼び込み

岩村飛躍の源、まさに天馬となっておられます。

 

さあ、いよいよ【蕎麦屋 侍】営業再開です。

およそ3か月間のスキー場リフト係のおっさんの身体から

蕎麦打ち職人への体力づくり、肉体改造もバッチリです。

ただ一燈を頼み、天馬の志を以て頑張りまっせ〜!

 

最後に、『びっくりぽん!蕎麦好きの愛車だす』のコーナーだす。

 

【愛車14】スバルXV(愛知県豊橋市 カメちゃん様)

<向かって左より カメちゃん様、ションダー様、ター坊様>

 

マーク供▲ルタス、クレスタ、セドリック、スカイライン

と好きな車を乗りついできましたが、歳を重ね、走りというより経済性を

重視してここ数年は軽自動車のコンテに乗っていました。

夫婦そろって温泉巡りが大好きで、遠方のドライブをするたびに

軽自動車では走りに余裕がないことを痛感し、妻の強い要望もあり、

情報を収集してとことん検討した結果、XVに決めました。

クールグレーカーキというおしゃれな色をまとったスタイルは勿論ですが、

アイサイトなど安全・安心に関する装備の充実が決定打となりました。

こだわりのオプションにより大きな買い物となりましたが、

ステキな相棒を得て、気分はすっかり青春です!

<米国仕様のエンブレム「CROSSTREK」を入手して装着!>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

画像の3人は、実は蕎麦侍の中学からの大親友だす。

かれこれ45年の腐れ縁ですが、家族ぐるみのお付き合いが続いています。

今回は、ひまわりの館に宿泊することを前提に、我が家での宴会となりました。

腹を抱えて大爆笑したり、初恋の話で盛り上がったり・・・

「気の置けない仲間」との酒は格別でした。

あんなに飲んだのに、翌日は2日酔いではなく1.5日酔い程度でした。

 

 

 

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