身命を賭す

  • 2018.02.27 Tuesday
  • 18:59

 

「冬来たりなば 春遠からじ」と言いますが、

平谷村の冬は果てしなく続くようで、暗い気分になりそうです。

でも、安心してください!

蕎麦侍夫婦は、平谷高原スキー場で元気いっぱい働いてますよ〜。

冬の蕎麦侍は、例により体重5堊、雪焼けのまっくろくろすけ状態だす。

 

♪ツララ〜 ツララ〜 ツラツララ〜〜♪

山本リンダの歌声が聞こえてきそうですが、

それより早く春の足音が聞きたいです。

 

さて、前号の続きだす。

 

会津若松の旅二日目の宿は、足を伸ばして阿武隈山系を一望できる

岳温泉にしたため、最終日は駆け足の行動となりました。

 

会津若松に戻りまず訪れたのは、飯盛山の麓にある『白虎隊記念館』

ここには白虎隊をはじめ、戊辰戦争に関わった人物の遺品や写真など

約12,000点が収蔵されており、昭和31年創立という古さもあってか

どこか重苦しい雰囲気に包まれていました。

16、17歳の藩士子弟によって組織された少年決死隊の覚悟とともに

その親、家族の気持ちを想像すると、胸が締めつけられる思いでした。

 

そして、白虎隊自刃の地へ向かう途中、びっくりぽんの出会いがありました。

数年前、テレビ番組『美の巨人たち』で取り上げられ、

ずっと気になっていた国指定重要文化財『さざえ堂』が目の前に現れたのです。

上りと下りが全く別の通路になっている二重螺旋構造により、

たくさんの参拝者がすれ違うこと無く安全にお参りできるという

世界にも珍しい建築様式が江戸時代にあったなんて、

日本職人の技術、創造力の凄さを実感しました。

 

いよいよ飯盛山の白虎隊悲劇の地に立つと、

鶴ヶ城の方向を眺める少年隊士の像がありました。

白虎隊343名のうち、この飯盛山で自刃したのは、士中二番隊に属していた20名。

戸ノ口原での戦いに敗れ、飯盛山に落ち延びた隊士たちは、

城下が燃えているのを目にして、鶴ヶ城がすでに落城したと思い込みます。
実際にはこのとき見えたのは失火による炎だったといわれていますが、

少年たちは敵に捉えられ生き恥を晒すのを潔しとせず、この地で自刃することを選びました。

ここから会津若松の街を望むと、確かに鶴ヶ城の姿を見ることができます。

今の時代、少年が自ら命を絶つなどあってはならないことですが、

「身命を賭す」という言葉の重さを突きつけられました。

 

旅の大事な目的のひとつ、蕎麦屋研修は『桐屋・夢見亭』です。

雪深い奥会津只見町の木こりの元締めの曲屋を移築した店舗で、

高い天井、太い梁、広い板座・・・雰囲気は最高です。

石臼挽き十割そば『会津頑固そば』(税込1,588円)

お値段は少々高めですが、蕎麦の激戦区で人気店となった理由が

蕎麦を手繰ってよく分かりました。

 

会津若松の天気は曇りでしたが、新潟の予報は雪だったため、

新潟空港16:10発の便に余裕で間に合うように、

研修後すぐに新潟に向かいました。

 

磐越自動車道をひた走り、新潟県に入ると雪が舞い始め、

道路がみるみる白くなっていきました。

日本海東北自動車道まで10km手前で3台の除雪車が並走しており、

時速20kmでの走行が暫く続きます。

「やばい!このままでは、飛行機に乗れんぞ!」

30分ほど経ったでしょうか。

除雪車が緊急車両レーンに待避したので、

「よっしゃ〜」と喜んだのも束の間、
シャーベット状の深い轍に行く手を阻まれました。

轍に乗り上げようものなら、並走する車に接触の危険も・・・

こんな恐ろしい運転をしたのは初めてです。

(この凄まじい状況を画像でお伝えしたかったのですが、

写真を撮る余裕などあるはずありません。トホホ・・)

その後、車列がどんどん長くなり速度も落ちてきたため、

新潟空港ICのひとつ手前で降りるという勝負に出ました。

一般道も当然積雪で渋滞していましたが、

遅いながらも何とか前に進んでくれたため、

出発予定時刻の40分前に空港に到着することができました。

結局、飛行機は予定から15分遅れで搭乗開始となりましたが、

命からがら空港に辿り着いたことは、強烈な思い出となりました。

この旅で、勤勉、誠実、忍耐強さなど日本人の精神性の高さを再認識し、

自分の命は何のためにあるのかということを考えさせられました。

雲海に映える夕日は、誇り高くはためく日の丸、日本人の魂のようでした。

 

4月1日の開幕戦(営業再開)に向けて、いよいよキャンプインです。

「早く蕎麦を打ちたい!」身体がウズウズしています。

 

最後に、『びっくりぽん!蕎麦好きの愛車だす』のコーナーだす。

 

【愛車13】BMW R1200RS(静岡県浜松市 Return Rider 2013さま)

お蕎麦が美味しいので、何回か通わせていただいてます。

今年、念願のBMWオーナーになりました。

今までの自分の使用及び用途を鑑み、スポーツ&ツーリング性能が

高バランスなR1200RSにしました。

大変気に入ってます。

 

【蕎麦屋 侍】には多くのライダーがお越しくださいます。

50ccのホンダスーパーカブからハーレーなどビッグバイクまで

個性あふれる魅力的なバイクを見るとワクワクします。

蕎麦侍はバイクから離れて20年以上、バイクの相場が分かりません。

ネットでこの『BMW R1200RS』を検索して、びっくりぽん!

Return Rider 2013さま、今後ともよろしくお願いしま〜す。

 

 

コメント
>大将&女将さま
ホームページの更新投稿お待ちしておりました。
お元気でスキー場のお仕事に精進されていらっしゃるとの事
安心いたしました〜(;^_^A しかし凄い雪なんですね。

また4月になったら85歳になる介護の親父と一緒に
お邪魔したいと思います。今から営業再開が楽しみです!
(^^)/
【しゃちょ様】
いつもブログ更新への素早い対応をいただき、ありがとうございます。
年々、体力の衰えを感じますが、リフト降り場を担当させて
いただいているおかげで、眼前の高嶺山からパワーをもらっています。
自然に包まれて働けるなんて、幸せ者だす。

しゃちょ様は、冬にもいろんな体験活動をしておられるのでしょうか?
美味しい物ばかり食べて、体重増だったりして。
春に立派なお姿を拝見できること、楽しみにしてま〜す!
  • 蕎麦侍
  • 2018/02/28 7:02 PM
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