ならぬことはならぬ

  • 2018.01.30 Tuesday
  • 13:57

 

蕎麦侍夫婦の最大のイベントは、12月の『人間力探究旅行』です。

このニンジンをぶら下げているから、一年の苦労を乗り越えていけます。

旅行の目的地は、NHK大河ドラマゆかりの地となることが多く、

主人公の生きざまに触れることで、「この人、すっげ〜!!!」

と人間力について学びます。

 

今回は、平成25年に放映された綾瀬はるか主演『八重の桜』の

舞台となった福島県・会津若松です。

主人公の八重は、会津藩の砲術指南の山本家に生まれ、

後に同志社を設立した新島襄と結婚し、

『幕末のジャンヌ・ダルク』『ハンサムウーマン』

『日本のナイチンゲール』と称された会津の頑固女です。

その根底には「ならぬことはならぬ」という会津の精神があり、

蕎麦侍の魂はメラメラと燃え上がりました。

ドラマでの八重のひと言「苦労と不幸は違う」は、

蕎麦侍の心に深く深く刻まれています。

朝から晩までヘロヘロになって働く日々は苦労の連続ですが、

それは決して不幸なことではありません。

この苦労があるから、毎日素敵なお客さまに出会うことができ、

この上ない幸せを感じることができるのです。

 

昨年同様、県営名古屋空港から2泊3日の旅が始まります。

県営名古屋空港から福島空港への便はないため、

まずは新潟空港へ向かいます。

午前11時10分に出発して、僅か50分で到着です。

これで片道9,000円なんて、びっくりぽんです!

 

鉄道の旅も味わい深いものですが、時間と費用のことを考え

レンタカーを利用することにしました。

用意されていたのはマツダ・デミオです。

一度乗ってみたかった車なので大当たり!

 

日本海東北自動車道〜磐越自動車道をひた走り、鶴ヶ城へ。

幕末の戊辰戦争ではおよそ1か月に及ぶ壮絶な戦いがあり、

砲弾にさらされ傷つき荒れ果てた天守閣は政府の命令により取り壊され、

昭和40年に天守閣再建工事落成、平成23年に赤瓦に葺き替えられました。

 

天守閣からは白虎隊が自刃した悲劇の地・飯盛山や

磐梯山が一望できます。

1日目の行動はここまで、東山グランドホテルにてのんびり明日に備えました。

 

2日目は国指定名勝・会津松平氏庭園『御薬園』から始まります。

会津松平家2代藩主・保科正経は、領民を疫病から救うため

薬草園を整備しました。3代藩主・松平正容は朝鮮人参を試植し

広く民間にも奨励したことから『御薬園』の名で呼ばれるようになりました。

売店では薬草茶の試飲ができ、佐藤成美さんがとても親切に

対応してくださいました。

明るく優しい中にも芯の強さを持った会津の女性に出会い、

八重の存在を身近に感じました。

 

次に向かったのは、『中村豊蔵商店』です。

プロ・アマ問わず蕎麦を打つ者なら誰もが知っている蕎麦打ち道具の

製造・販売を手掛けている店です。

全国で開催される蕎麦まつりにも出店されており、

アイデア商品も数多く、【蕎麦屋 侍】もお世話になっています。

店内を見回すと欲しいものだらけでヨダレが出ましたが、

今回は手鉋で仕上げたヒバの麺棒を手に入れました。

 

道中、でっかい観音さまに出会いつつ

喜多方ラーメンの名店『まこと食堂』へ。

豚骨に煮干しの旨味を加えた濃厚醤油スープということでしたが、

あっさりしてとても食べやすい味でした。

 

今回、一番楽しみにしていたのは会津藩校『日新館』です。

江戸時代、全国三百藩校の中でも規模・内容ともに随一と謳われた藩校です。

「教育は百年の計にして会津藩の興隆は人材の養成にあり」という理念は、

今の日本において最も必要なものだと思います。

戊辰戦争で焼失した日新館は、昭和62年に完全復元されました。

磐梯山を間近に臨み、身も心もキリリと引き締まります。

ありがたいことに、館内で地元有志の方から

『什の掟』についての話を聞くことができました。

同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子どもたちは10人前後で集まりをつくり、

これを会津藩では『什(じゅう)』と呼びました。

「虚言(うそ)を言うことはなりませぬ」

「弱い者をいぢめてはなりませぬ」

など現代にも通じることが示されており、最後に

「ならぬことはならぬものです」とあります。

子どもたちを取り巻く環境の悪化による

いじめ、自殺などあってはならないことをなくすためにも、

今こそ大人・社会がこの言葉を肝に銘じ、

後ろ姿で示さなければならないと思うのは私だけでしょうか。

 

『什』に属することができるのは男の子だけなので、

八重がこの『什の掟』を学んでいたかどうかはわかりませんが、

八重の想いや強さの基礎は、きっとここにあったに違いありません。
戊辰戦争後も、会津藩士たちが敗軍でありながら名を残すことができたのは、

こういった徹底した教育の賜物だったのでしょう。

 

・・・・・・<次号に続く>・・・・・・

 

最後に、『びっくりぽん!蕎麦好きの愛車だす』のコーナーだす。

 

【愛車12】1979年 ハーレーshovel(愛知県常滑市 ラーメン古川さま)

ロスから1979年のハーレーを新しく1年かけてエンジン以外

すべてフルカスタムしました。

スーサイド、ジョッキーシフト仕様

 

古川さんは、他にも凄い愛車を所有されています。

ハンパないこだわりと迫力が伝わってきますね〜。

 

1968年 シボレーimpalaコンバーチブル

 

1971年 シボレーエルカミーノ

 

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