恕(じょ)

  • 2018.05.28 Monday
  • 00:44

 

風薫る5月・・・

【蕎麦屋 侍】は新緑に包まれ、静かながらも着実に生命が躍動し、

光が満ちあふれています。

この季節の風景を切り取れば、それは一年で最も清々しく感じます。

これまで数えるほどの花しかつけなかった裏庭のヤマボウシが、

今年は沢山の花を咲かせてくれました。

実は、花のように見えるのはハナミズキと同様、総苞片(花のつけ根の葉)です。

これを坊主頭と頭巾に見立てて「山法師」と名付けられたそうです。

 

おかげさまでこの5月は、平日にも売切れとなる日が続き、

ヤマボウシ=「山(ほど)忙(しい)私」の月になりました。

ありがとうございます!!!

 

さて、今年のマイブームは「ブロンズ像」です。

このブログで紹介したとおり、坂本龍馬、西郷どん、ツン、

店内には素晴らしいブロンズ像が存在感を示しています。

 

ブロンズ像を求めて、各地を訪れることもしばしば。

JR岐阜駅前には、黄金の織田信長像があり、

すごいオーラを放っています。

柳ヶ瀬商店街を歩いていると、岩田時計舗にこんなチラシがありました。

120体限定の本金箔張ブロンズ像(高さ41.8僉砲税込で

な、な、なんと486,000円!

「自分には分不相応だ」と、すぐに欲は吹っ飛びました。

 

メーテレ(名古屋テレビ:平谷村は長野県ですが、愛知県のチャンネルも視聴できます)

「ウドちゃんの旅してゴメン!」という番組でウドちゃんが訪ねた愛知県東海市。

太田川駅前にある上杉鷹山と細井平州の対面のブロンズ像が紹介されました。

上杉鷹山と聞けば、行くしかありません。

『小説 上杉鷹山』(童門冬二 著)は、蕎麦侍の座右の書です。

17歳にして財政破綻寸前の米沢藩主となった鷹山は、

血の出るような質素倹約、殖産振興、田畑開墾などの藩政改革を

推し進めて藩政を立て直しました。

「為せば成る 為さねば成らぬ何事も 成らぬは人の為さぬなりけり」

鷹山のこの言葉は、勇気と希望を与えてくれます。

上杉鷹山が師と仰いだ儒学者の細井平州は、東海市の偉人です。
「勇なるかな 勇なるかな 勇ならずして何をもって行わんや」
平洲の言葉もビンビン心に響いてきます。

 

このブロンズ像から目を転じると、大きな施設があります。

東海市芸術劇場は「未来をひらく文化創造拠点〜文化がひとをつくり、

ひとが文化を創る〜」をテーマに、東海市の新しい文化芸術の発信・創造の

拠点の場となる文化施設で、平成27年10月4日にオープンしたばかりだそうです。

 

ここには細井平洲に関することが学べる嚶鳴広場があります。

青年期と晩年の平洲のブロンズ像も展示されています。

 

おっ、このお方は・・・

先ほど紹介した『小説 上杉鷹山』の童門冬二氏ではあ〜りませんか。

童門氏が、平洲の教えを通して日本の歴史の根底に流れ続けてきた

生き方・考え方の原点を紹介するコーナーです。
特に「恕(じょ)」の精神について詳しく解説されています。

 

孔子が人生で一番大切なことだと説いたのが「恕」です。

「己の欲せざるところ 人に施すことなかれ」

自分がされたくないことを人にしてはいけない・・・

つまり、思いやりということです。

 

これまで蕎麦侍は、

「自分がしてほしいことを人にしてあげる」の方が

ポジティブでいいのではないかと思っていましたが、

最近、はっと気づきました。

「してほしいことは人それぞれ」だけど、

「してほしくないことは大体同じ」ということではないか。

そう考えると、孔子の教えが腑に落ちます。

 

【蕎麦屋 侍】の周辺は別荘地です。

自然に包まれた静かな環境でゆったりとした時間を別荘で過ごす。

【蕎麦屋 侍】は、そんな方々にご迷惑をおかけしています。

特に土曜日・祝日には、開店前から多くの自動車やバイクが集まり、

数十人のお客さまにお待ちいただいています。

 

その中に、別荘地内を散策したり、山菜を採取する人がいます。

【蕎麦屋 侍】の向かいにある【岩魚の里】さんのトイレを無断で使う人もいます。

そんな人を見かけると蕎麦侍は必ず声をかけ、注意させていただきますが、

常に見張るということもできません。

もし自宅の敷地内に見ず知らずの人がいたら、自分のものを勝手に使われたら、

嬉しい人は一人もいないでしょう。

「恕」の心で考えれば答えは明白です。

 

この責任は【蕎麦屋 侍】にあります。

周辺の方々と相談し、開店前から閉店後まで看板を置かせていただくことにしました。

これを設置すると効果テキメン。

気付かない人には、教えてあげることが大切なんですね。

この場を借りて、お客さまにもう一つお願いがあります。

自動車やバイクのエンジン音、話し声のボリュームなどへの

配慮をしていただけるとありがたいです。

 

【蕎麦屋 侍】玄関に「必ずお読みください」という案内板が掲示してあります。

これだけ存在感のあるものですが、お読みいただけないお客さまがかなりおられます。

「混雑時は店内のスタッフに代表者名と人数をお伝えください」と記してありますが、

十数名のお客さまが何も言わずに外でお待ちいただいていたということがありました。

売切れ間近だったため、ほとんどのお客さまに帰っていただくという

申し訳ない結果になりましたが、誰も不安に思わなかったのでしょうか?

 

「順番待ちをキャンセルされる場合は、スタッフにその旨をお伝えください」

という一文もあります。

先日、5組12名が無断でキャンセルということがありました。

待ち時間に【蕎麦屋 侍】を離れるのは自由ですが、

そのまま何処かに行く場合、一報するのは当然のマナーというものでしょう。

幸い、その後お越しいただいたお客さまのおかげで、被害はありませんでした。

 

居酒屋やレストランの当日無断キャンセルというニュースをよく聞きます。

十万円単位の被害もあり、本当に腹立たしく、怒りが込み上げてきます。

顔を見られずにスマホひとつで事が済み、知らん顔すれば咎められることもない。

便利と引き換えに人として大切なものを失っているような気がするのは

蕎麦侍だけでしょうか。

いじめ、セクハラ、パワハラ・・・許しがたい問題もあふれています。

「恕」「勇」の心が広がれば、みんなが気持ちよく過ごせる世の中になるはずです。

あきらめてはなりませぬ。「為せば成る」のです!!!

 

最後に、『びっくりぽん!蕎麦好きの愛車だす』のコーナーだす。

 

【愛車16】ケータハム スーパーセブン(愛知県豊橋市 タカちゃん様)

今から15〜16年前にセブンかM3(E30)か迷って、結局M3 を購入し

結構気に入っていましたが、ふと、もうすぐ定年かと思い、

元気なうちにセブンに乗らないとという思いが強くなり、

縁あって今から4年前に購入しました。

セブンは最高だね。クラッチが踏めなくなるまで、

こいつと付き合っていきたいと思っています。

ドクトルひこさんとは、セブン購入の件で会社の仲間と話をしていたら、

「セブン乗っている人知ってるよ」「え〜」

早速連絡を取ってもらいセブンを見に行きました。

ガレージの中にはドゥカティ、BMWその他数台ポルシェ、セブン、

棚の上にはプラモがぎっしり、夢のようなガレージ。

スゲーの一言!その人がドクトルひこさんでした。

セブンの購入からセブンの仲間たちと月1回のツーリングまでお世話になっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

タカちゃんは、前回紹介したドクトルひこ様とご来店いただきました。

年齢的にはちょっぴり先輩ですが、とても若々しく優しい雰囲気の方で、

すぐにお友だちになれました。

ご自分で愛車を整備されるとのこと、セブンは幸せだすな〜!

 

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